上は4421 ディアイシステムの日足チャート。
2019年4月11日(木)、高値Bを抜けたことにより、安値Aと安値CをボトムとするWボトムのチャート・パターンが完成した。
最初のボトム(左側)が鋭角で、後のボトム(右側)がお椀の形状なので、アダムとイブ型のダブルボトムだ。
アダムとイブの上値目標値
アダムとイブ型のダブルボトムの場合、上値目標値は、ネックラインから上方に、安値Aから高値Bまでの値幅を足した株価(AB=DE)となる。
今回のケースでは2,783円が上値目標値だ。
その他
4421 ディアイシステムは、上場して約半年と日が浅いが、チャート上には2つの窓が存在している。1つは上値目標値2,783円の手前2,329~2,615円に、もう1つは3,085~3,215円だ。
もし、今回のアダムとイブ型のダブルボトムがダマシだとしたら、この窓が抵抗帯となって上値が重い展開となるだろう。
しかし、通常、窓は取引のなかった真空地帯だ。一度、窓に侵入できれば、一気に上値目標値まで到達するかもしれない。
また、上値目標値に到達したときのモメンタム次第では、3,085~3,215円の窓も埋めることもできるかもしれない。